今回のテーマは
「自己管理がしっかりと出来る人は太っていない」
です。
このブログでは多少失礼かとは思いますが、
「もしもあなたが現在太っているのなら、それはあまりにも普段からの自己管理が出来ていないから」
という事を何回もお伝えしています。
もちろん太る原因・太っている原因は他にも挙げればいくつかあります。
例えばカロリー消費が普通の人よりも少ない節約型遺伝子を持っている方などは多少太りやすい体質のため、それが原因で太っていることも考えられます。
しかし、それらはほんの少ししか影響を与えません。
節約型遺伝子で少しカロリー消費が低くても少し摂取カロリーを抑えれば良いだけです。
しかも節約型遺伝子を持っている人はかなり多く、日本人の4~5人に1人はカロリー消費が少ない節約型遺伝子を持っていると言われています。
ですので、「私は体質的に太りやすい」という人はかなり多いわけです。
ですが、実際には4人に1人が肥満になっているわけではありませんし、そこまで影響が無いというのが実際のところです。
太っている人は自己管理が出来ていないという理由で職を失うアメリカ
これは有名な話ですが、アメリカを含め海外では「肥満体型の人は自己管理が出来ていないので管理能力が著しく欠如している」と見なされます。
自分自身の体型や健康すら管理できないのにヒト・モノ・カネを管理する「管理職」や責任のある上級職に就ける訳がありません。
私自身海外に北欧に1ヶ月半ほど滞在して思いましたが、太っている人ほど低所得で地位が低く、貧しい暮らしをしている場合が多いです。
逆に高所得な人・地位の高い人ほど普段から自己管理に熱心で理想的なスマートな体型を維持されている場合が多いです。
それは何故か?
考えるべきまでも無いですが、「肥満体型」という事は様々な生活習慣病に罹りやすくなります。
ですので、将来なんらかの病気で働けなくなるリスクや長期間入退院・通院を繰り返すリスクが太っていない人に比べて遥かに高いです。
もしもあなたが会社を経営する立場なら「肥満体型の病気になるリスクの爆弾を抱えている人」をわざわざ管理職に任命したりしないですよね?
とことん合理的な欧米ではこの考え方は至極当然なのです。
自己管理が出来ていない人・太っている人に共通する考え方
自己管理が出来ていなくて太っている人の考え方は「基本的に言い訳が多く、太っている原因を自分自身の外に求めがち」です。
「育児が大変でついつい甘いものを食べ過ぎてしまうからなかなか痩せられません・・・」
「仕事柄外食が多いので、それが原因でいつまで経っても食生活が乱れがちでダイエットが出来ません・・・」
「両親も太っていて家系的に太っているから私が太っているのも仕方が無い・・・」
「仕事があまりにも忙しくてそのストレスで過食をしてしまうのでなかなか痩せられません・・・」
など、とにかく言い訳が多いです。
しかしここでよく考えて欲しいのですが、飽食の現代、太りやすい食事や環境がどこにでもあるこの現代社会で「問題なく快適にダイエットが出来る環境」にある人なんていませんよ!
いるとすれば完全に全てが管理された「刑務所の中の囚人」くらいです。
みんな太りやすい生活環境・ちょっとでも気を抜くとすぐに太ってしまう生活環境の中でなんとかかんとかダイエットを行っているのです。
太ってしまう言い訳なんていくらでもあります。
本当にちょっとでも気を抜くとあっという間に太ってしまうような環境ですからね、現代社会は。
その中で何故太っている人とそうでない人に分かれるのか?
それは、
「太ってしまいそうな自分をなんとかコントロールしようとしているのか・していないのかの差」
です。
これがダイエットの全てだと思いますよ。
精神論に聞えるかもしれませんが、ダイエットはほとんど精神的な問題です。
「あなたが本気で現状を変えたい!・太っている自分をなんとかして変えたい!」と本気で心の底から思わないかぎり何も変わりません。
あなたが今太っているのならば、「自分をあまりも甘やかしすぎてきたツケが貯まっているだけ」です。
早くその事に気づきましょう。
今すぐ本気でダイエットをしようと決意し、自己管理をしっかりと出来る自分になりましょう!
次回に続く・・・
肥満予防健康管理士
福田 圭亮