今回は
「どうしてもドカ食いをしてしまう・・・」
という人の為の解決法についてお話していきますね!
「そもそもドカ食いをしなければいいんじゃないの?」
という声もあると思うのですが、それが出来たら苦労しないんですよね(笑)
「ドカ食いをしてしまう」というのは主に無意識にいつの間にか食べてしまうことが多いです。
人間には「意識的に行う事やコントロールが出来る事」と、「無意識に行う事やもしくは止められずにどうしても行ってしまう事」があります。
例えばタバコ。
たまにタバコを吸う人であればカラダに悪いから出来るだけ控えようと思った時に、ある程度自分でコントロール出来ます。
しかし、一日に1箱以上吸うヘビースモーカーだとカラダに悪いから控えないといけないというのは分かっていても、何かストレスがあるとつい発作的に吸ってしまう事が多いです。
そしてそのまま「まぁ今のままでいいか・・・」となってそのままタバコを吸い続ける生活になります。
「ドカ食い」も同じなんですね。
たまーにドカ食いをしてしまうくらい(1週間に1回くらい)の人であれば、ちょっとダイエットのモチベーションが上がればドカ食いをかなり抑えることが出来ます。
ですが、常習的にドカ食いを繰り返している人の場合は「ダメだから止めよう」と思ってもなかなか止められないのです。
精神的に安定している時は「ドカ食いは止めるぞ!」と思っていても、ストレスが掛かったりしてスイッチが入ると「無意識にドカ食いをしてしまう」のです。
ドカ食いを止める事よりも、ドカ食いの被害を減らすことにフォーカスする
ドカ食いを自分の意思である程度コントロール出来る場合はドカ食い自体を減らせば良いです。
ですが、どうしてもドカ食いを止める事が出来ない場合は発想を変えて
「ドカ食いの被害を減らす=ドカ食いで食べ過ぎてしまうカロリーを減らす」
事にフォーカスした方が良いです。
では、どのようにドカ食いで食べ過ぎてしまうカロリーを減らしていくか?について考えていきましょう!
1,高カロリー食や高炭水化物食品を目の届かない所に置く
これは原始的な方法ですが、かなり効果的です。
手の届く所にあるものは無意識で食べてしまうことが多いからです。
しかも、何かにムシャクシャしている時は尚更です。
もしも目の前に手の届く所に食べ物が無ければ、食べ物がある所まで行かないといけません。
そこに行くまでの間に「・・・ちょっと我慢しようかな・・・」と少し冷静になれる場合もあります。
2,食べ物(特にスナック菓子)は小分けの袋に分ける。もしくは小袋入りを買うようにする
これも原始的な方法ですよね。
ですが、意外と効果的です。
ポテトチップスが大袋で1つリビングにあれば、ついつい食べ過ぎてしまいます。
(TVを見ながらダラダラ食べることも多いと思います)
ですが、もしそれが小袋×3個に分かれていたら・・・
小袋1袋食べて、もう1袋食べようとする時にストップが効きやすくなります。
3,食べ過ぎても問題のないヘルシーフードを身の回りに置く
ご飯やパン・麺類・スナック菓子・ケーキなどは食べ過ぎるとあっという間にカロリーオーバー・炭水化物の取り過ぎになります。
ですが、それ以外の食品なら食べ過ぎてもあまり問題にはなりません。
例えば「ミニトマト」などのスナック感覚で食べられる野菜や「イチゴ」「梨」「りんご」などのフルーツはとてもカロリーが低く、またビタミンや食物繊維が豊富です。
ですので、むしろドンドン食べるべきです。
また、最近は「低炭水化物・低カロリーフード」がとても充実しているので、スーパーで簡単に見つかります。
そういう低炭水化物・低カロリーフードを身の回りに置いておくと「ドカ食い」をしてしまった時にもカロリーの摂り過ぎを防ぐ事が出来ます。
もちろん、「ドカ食い」自体をしないのが一番ですが、ドカ食い自体を完全に無くすのはかなり大変だと思います。
ですので、1週間に1回くらいはドカ食いをしてしまうのを前提に「セーフティーネット」を用意しておくのが良いです!
肥満予防健康管理士
福田 圭亮